2019年12月17日 選挙関連ニュースあれこれ

2019年12月17日 選挙関連ニュースあれこれ

単に選挙結果・日程や政局分析の記事のみならず、日々の政治活動に役立ちそうな、私が気になる記事をピックアップしてご紹介します。週イチ更新を目標として、不定期にアップします。

 オタクは政治意識が高かった コミケで調査 衆院選の投票率8割超える【東京新聞 12月12日】

https://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201912/CK2019121202100063.html

 コミックマーケットのサークル、一般参加者で二〇一四年の衆院選で投票した人は八割以上―。一五年夏のコミックマーケット(C88)で実施したアンケートで、こんな結果が分かった。オタク趣味の男女の政治への関心は低いと見られがちだが、参加者の高い政治意識が明らかになった。
コミックマーケット準備会とコミック文化研究会(代表・杉山あかし九州大准教授)がC88でコミックマーケットが四十周年を迎えたのを記念して実施した。【中略】質問で、前年の一四年十二月に行われた衆院選で投票したか否かを尋ねたところ、サークル、一般参加者とも八割以上の人が「投票した」と回答。同選挙では小選挙区の投票率が52・66%で戦後最低。中でも三十代の投票率は42・09%とさらに低かったのと比べ、極めて高かった。【中略】

この調査結果について、アンケートを実施したコミックマーケット準備会などは「TPPがらみで二次創作が規制されそうになったから活性化しただけだろうという見方もある」と断ったうえで、「TPPのようなことがあれば自分たちの情報ネットワークを通して政治意識を高め、大挙して投票所へ向かうこの集団が、大きな政治的ポテンシャルを秘めた存在としてここにあることは間違いはありません」と指摘している。

 ブロックチェーン活用の電子投票が切り開く選挙の新時代【ZDNet Japan  12月16日】

https://japan.zdnet.com/article/35146626/

  テクノロジーが生活のあらゆる側面に入り込むにつれて、電子投票に対する関心も高まってきた。推進派によれば、電子投票は投票の安全性を高め、開票時間を短縮するからだ。

電子投票へのシフトは、紙のプロセスを現代風にアップデートするだけだと思うかもしれないが、そう単純ではない。

セキュリティ研究者たちは、米国各地で使用されている電子投票機に多くの脆弱性を発見してきた。また、携帯アプリを利用した投票には、有権者の本人確認や選挙不正に関する懸念がつきまとう。そこで解決策として、ブロックチェーンを用いた投票を提案する者が現れた。

ブロックチェーンとは分散型台帳技術とも呼ばれ、取引を関係者全員の合意がなければ変更できないような方法で記録する技術だ。ブロックチェーンを利用すれば、電子投票の改ざんははるかに困難になると推進派は主張する。

ブロックチェーンの用途として、最も有名なのはビットコイン取引だが、医療記録の保管や物理的取引の認証といった領域でも、ブロックチェーンの導入実験が実施されている。

2017~2018年には、選挙システムにブロックチェーンを活用する実験が行われた事例が複数あった。結果はさまざまだったが、過去1年間を通じて、世界中の国の政府や地方自治体がブロックチェーン技術の実験に取り組んできたことは間違いない。

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小野 久幸

代表小野企画
勝てる!選挙カーのレンタル senkyocar.jp(小野企画)代表 小野久幸です。 ブログでは、選挙カーのことに限らず、数多の選挙をお手伝いさせて頂いた経験から気付いたことをご紹介してまいります。

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