2018年12月25日 選挙関連ニュースあれこれ
単に選挙結果・日程や政局分析の記事のみならず、日々の政治活動に役立ちそうな、私が気になる記事をピックアップしてご紹介します。週イチ更新を目標として、不定期にアップします。
裁判官が自ら選管へ、異例の無効票検証 奈良市長選訴訟【朝日新聞 12月18日】
https://www.asahi.com/articles/ASLDC5FXMLDCPTIL01S.html
昨年7月の奈良市長選で現職の仲川げん氏(42)に敗れ、次点だった弁護士の山下真氏(50)らが奈良県選管を相手取り「開票手続きに不正があった」として当選の無効などを求めている訴訟で、大阪高裁の山下郁夫裁判長ら裁判官2人が17日、奈良市選管で保管されている無効票の一部を検証した。
政府・与党、支持率下落で「亥年選挙」に不安=辺野古、入管法が影響【時事通信 12月18日】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018121805246&g=pol
安倍内閣に対する支持率が直近の各種世論調査で軒並み下落し、来夏の参院選を不安視する声が政府・与党内に出始めた。来年は春に統一地方選を戦った上で参院選を迎える12年に1回の「亥(い)年選挙」。自民党苦戦の予想もあり、安倍晋三首相は引き締めに入った。≪中略≫ 亥年選挙の場合、参院選の段階で組織が疲弊していることから、自民党は苦戦する傾向がある。来年は特に、大量当選した13年組が改選を迎えるため議席減は不可避とみられ、減少幅次第で首相の求心力は揺らぐ。
自民・谷川議員、衆院選の船代未払い 船会社に20万円【朝日新聞 12月19日】
https://www.asahi.com/articles/ASLDD51KJLDDTIPE01W.html
自民党離島振興特別委員長の谷川弥一衆院議員(長崎3区)が昨年10月の衆院選で、離島航路を運航していた五島産業汽船(長崎県新上五島町)=破産手続き中=から船をチャーターしながら1年以上、代金約20万円を支払っていなかったことがわかった。支払いの契約書は交わしていなかった。≪中略≫総務省は、今回のケースで代金を支払う約束をしていなかった場合、「会社から候補者への寄付」にあたる可能性もあるとしている。寄付だった場合は公職選挙法上、候補者の選挙運動費用を記した「選挙運動費用収支報告書」に記載する必要がある。
2019年夏・衆参同日選をにらんで動く「野党連合」のキーマン【現代ビジネス 12月22日】
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59111
日を追うごとに2019年7月の衆参院同日選挙の可能性が強まる中で、野党側は立憲民主党(枝野幸男代表)を軸に「オール野党」結集に向けた動きを活発化させている。≪中略≫オール野党結集の成否は、一にかかって共産党(志位和夫委員長)も参加する「野党共闘」ができるかどうかである。それを占う上で重要なのが、次期衆、参院選に向けての立民公認の候補者擁立なのだ。旧民主党時代のトラウマからか枝野代表は小沢氏とタッグを組むことに慎重とされるが、福山哲郎幹事長にはそれほど強いアレルギーはないという。換言すると、小沢氏が仕掛ける「野党共闘」の成否は福山氏がキーマンになるということだ。
大阪知事・市長、辞職意向 都構想巡り 統一選とダブル選か【毎日新聞 12月24日】
https://mainichi.jp/senkyo/articles/20181224/k00/00m/010/001000c
来年11~12月の任期満了に伴う大阪府知事と大阪市長のダブル選が、前倒しされ、来年4月の統一地方選と同日選となる公算が大きくなった。大阪市を廃止・再編する「大阪都構想」の住民投票の実施時期について、大阪維新の会(代表・松井一郎大阪府知事)と、府・市議会の過半数の鍵を握る公明党との調整がつかなかったため。松井知事と吉村洋文・大阪市長は、事態が動かないとみて、辞職に踏み切る方針を近く表明する模様だ。
小野 久幸
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